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試合で小手を打たれやすい人の剣道の特徴とは
どうも、もちおです。
あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。
昨年は、剣道をする中で、
怪我に悩まされることも多く、
なかなか思うように稽古ができない年でもありました…。
しかし、その一方で、
より本格的な稽古を周りのみんなとすすめることができて、
自分の中では躍進した年でもありました!
今年は、より一層、
試合や稽古で良い成績を残せるよう、
努力していきたいと思います!
さて、今回のテーマは、
試合の中で小手を打たれやすい人の剣道の特徴です。
よく相手から小手を打たれてしまうという人はいないでしょうか?
人それぞれ得意な技があるように、
苦手な技もあると思います。
どうして小手を打たれるのか、
その原因と、対策について、まとめていきたいと思います!
1.小手を打たれる人の剣道の特徴と原因

まずは、なぜ小手を打たれるのという、
原因について見ていきます。
1-1.構えたときの剣先が高いため小手を打たれる
1つ目の理由は、構えたときの剣先の高さです。
小手は、手元が上がっていなければ、
基本的には打たれません。
つまり、構えたときに剣先が低ければ、
小手を打たれることはあまりありません。
構えの高さはだいたい剣先の延長線上が、
相手の喉元か、もしくは低めに構えるのであれば、
延長線上が相手のみぞおちあたりです。
相手の喉元よりも高い位置で構えているようであれば、
構え自体を少し低くしてみてください。
良く目にするのが、相手が間合いを詰めて来たときに、
構えた腕を伸ばして距離を取ろうとする動きです。
腕を伸ばしたときに剣先が上がりやすいことと、
物理的に小手の距離が相手に近くなるので、
あまりおすすめしません。
地稽古の中ではやらないのに、
試合になるとよく使う人を目にします。
こういう場合は癖になってしまっている可能性が高いので、
動画などで動きを見直すことをおすすめします。
自分の剣道を客観視する必要がある理由
1-2.手で避ける癖がついているため小手を打たれる
二つ目の理由は、手で避けていることによって、
小手を打たれるというものです。
先ほどと同様に、
小手は手元が上がったところに打たれます。
手で避けることで、手元が頻繁に上がると、
それだけ相手から小手を打たれるリスクは高くなります。
避けるという行動は、癖になっているものが多いです。
こちらも先ほどと同様に、自分の試合や地稽古を動画にとり、
客観的に見て癖を直すことが重要です。
1-3.面技の数が多いため小手を打たれる
手元が上がるもうひとつのタイミングとして、
出頭があります。
飛び込み面や相面など、面技が多い人は、
それだけ相手に小手を打たれるタイミングが多くなります。
面を得意としていて積極的に狙っていくのは良いことですが、
もしその中で小手をよく打たれるのであれば、
技のパターンを工夫した方が良いです。
面以外の技を混ぜこんでいくことで、
逆に面が当たりやすくなることもあるので、
工夫していきましょう。
2.小手を打たれる人の対策

小手をよく打たれてしまうという人が、
どういった剣道を意識すれば良いのかまとめていきます。
2-1.足を使った避け方を覚える
足を使って避けることは、
小手以外の技を打たれないことにも有効です。
手で避けるというのは、
小手などの有効打突部位をかばっていることになりますが、
足を使って避けるということは、打突部位自体が動くことになります。
つまり、的がずれるので、相手としてもとらえにくくなるわけです。
実践向けの具体的なポイントですが、
相手が打ち始めた瞬間に、前後左右のどこかに大きめに一歩動くことです。
うち始めた相手はもう方向転換はきかないので、
うち始めのタイミングで動くことで相手の技はほぼほぼ外れます。
(足さばきについては下記の記事にもまとめています。
剣道の足さばきとは)
2-2.面以外の技を中心とした攻め方に変える
これは単純に、面を打つ本数を減らすということです。
しかし、ただ面を打つ本数を減らすのではなく、
無駄うちの面を減らしてその他の技に変えていくイメージです。
例えば、相面は良く一本になるが、
飛び込み面はほとんど一本にできていないという場合。
相面は一本にできる技のため、継続して出していき、
飛び込み面のタイミングを小手技に変えるなどです。
面はどうしても相手に小手を打つチャンスを与えてしまいます。
面の本数を減らすことで、小手を打たれる事が減るだけではなく、
攻めのバリエーションも広がっていきます。
小手を打たれることが多い場合は、少し検討してみてください。
小手を打たれやすい人というテーマで書いてきましたが、
小手を打たれないようにすることは、
剣道のスタイルを変えることにも繋がります。
この他にもいろいろ考えることが出てくると思いますが、
少しずつ取り組んでみてください!
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