
目次
剣道の引き技は重要だと思う話①
どうも、もちおです。
皆さんは、普段引き技は打っていますか?
特に年齢が上がって一般になると、
あまり引き技を打たずに、
鍔迫り合いになるとすぐに下がってしまうシーンを良く目にします。
しかし、あまりそれは良いことではないと思います。
引き技を使うようにするだけで、
試合の流れが大きく変わることもあるので、
習得はしておきたいところですね!
1.引き技はなぜ打つべきなのか

引き技を打つべきということには、
いくつかの理由があります。
1-1.一本を取れる機会が増える
引き際は、一つの一本を取れる機会です。
剣道では、試合時間の半分~1/3ほど、
鍔迫り合いが発生しますが、
引き技を打たないということは、
試合時間の半分~1/3ほどは、
1本を取るチャンスを放棄していることになります。
試合の中で一本を取るチャンスを広げるためにも、
引き技は打っていく必要があります。
1-2.相手にプレッシャーを与え続けることができる
2つ目の理由は、
相手にプレッシャーを与え続けることができることです。
引き技を打ってこないとわかっていると、
鍔迫り合いが単なる休憩になってしまいがちです。
そうなると、相手にも休憩や考える隙きを与えてしまいます。
鍔迫り合いからでも積極的に仕掛けていくことで、
相手としては、試合時間いっぱい気が抜けない状況となり、
体力的にも精神的にも消費していきます。
相手の気持ちが崩れたところに、
一本のチャンスが出てくるため、
一本にならずとも、プレッシャーを与える意味で、
引き技を出していくことは重要です。
2.引き技を打つべきタイミング

引き技は打つべきタイミングが重要です。
鍔迫り合いは相手との距離が近く、
それだけ警戒されているため、
簡単には当てることができないためです。
2-1.鍔迫り合いから別れる瞬間
1つ目のタイミングは、
鍔迫り合いから別れる瞬間です。
このときに1つポイントが有りまして、
相手に、引き技は打ってこないと思わせることが重要です。
仕掛け技でも同じですが、
打ってくるとわかっていると、
相手は警戒モードに入って、
ガードを固めてきます。
引き技の場合は、
打たない人も多いので、
はじめの数回鍔迫り合いになっても、
引き技を打たなければ、
比較的簡単に、相手に安心感を与えることができます。
試合の前半では積極的に引き技を出さず、
中盤辺りから急に技を出すように、
緩急をつけると良いでしょう。
2-2.鍔迫り合いになった瞬間
鍔迫り合いになった瞬間は、
相手も一瞬気が抜けており、
一本を取りやすいチャンスです。
詳しくは下記の記事に書いていますので、
是非読んでみてください。
相手が打った後/鍔迫り合いになった瞬間は試合が動くチャンス
引き技について、
続いてまとめていきますので、
是非読んでください!
コメント
[…] 前回の記事では、引き技の重要性やタイミングについて書きましたが、今回は、引き技のコツについてまとめていきます!(前回の記事:剣道の引き技は重要だと思う話①) […]